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《 鵜とゝもにこゝろは水をくゝり行 》 ----- 鬼貫
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【 四季のうた 】 長谷川 櫂 著より
『 「 鵜飼 」 と前書き。水に潜っては鮎を追う鵜を眺めるうち、自分も水中を自在に泳ぎまわっているような気がしてきたのだ。
敏捷な鵜の動きも、作者の心の躍動も一筆で描き出す。「 とゝ 」 「 こゝ 」 「 くゝ 」 という音の繰り返しが軽快なリズムを刻んでいる。』


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向こう岸の竹林から、川面に竿さす枯れ枝に、一羽のホシゴイが止まっています。
羽根の白い星紋様はだいぶんと淡くなっていて、幼鳥というよりも2~3年目の若鳥のような風体が遠目にも感じられました。
夜行性のゴイサギですから、いくら梅雨空とはいえ昼前の明るさのもとでは動く気配はありません。
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レンズをしまい掛けたとき、カワウが飛んで来て、バタバタを始めました。あっははは・・・残念、そう簡単には獲物にありつけません。狩りというよりは水浴びのようです。
それでも、目の前で水しぶきを立てて勢いよく潜る様子は、小気味良いものでした。


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最寄りの鳥見ポイントにて ( 2017/06/29 撮影 )


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by gogo3jihh | 2017-06-30 05:53 | カワウ

梅雨空が続きます。この日は、いつもの気に入りの止まり木ではなく、近くの電信柱にいました。
車窓からレンズを向けると、もじもじ ------ 居心地の悪そうな仕草を見せ、さっと飛び出しました。人工物からでしたが、良いタイミングの場面が見られ、ラッキーでした。
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最寄りの鳥見ポイントにて ( 2017/06/27 撮影 )


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by gogo3jihh | 2017-06-29 06:03 | サシバ

渓流沿いをゆっくり流していたときです、向こう岸からヤマセミの鳴き声が聞こえました。
振り仰ぐと、青く縁とられた河川管理小屋に降りて、しきりに川面を窺っています。
どことなく幼げな表情から、ひょっとすると今シーズン巣立った若鳥かもしれません。
屋根の

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最寄りの鳥見ポイントにて ( 2017/06/07 撮影 )


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by gogo3jihh | 2017-06-28 05:38 | ヤマセミ

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【 道の辺の草深百合の花笑みに笑みしがからに妻といふべしや 】
--- ( 巻7 - 1257 詠み人しらず )

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【 万葉花 】 写真:岡田憲佳、文:矢富巌夫 より
『 《 歌意 》 あなたは道辺の草深い所に咲いている百合がほころぶように、
ちょっとほほえみかけただけで妻と決まったようにおっしゃるのは困ります。

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《 注 》 男の態度を非難した歌です。「 臨時 」 とある歌群の一首。これは折に触れ感興を催して詠んだ歌でしょう。
「 花笑 」 は花のつぼみがほころぶこと。「 ゆり 」 とは 「 ゆすり 」の意で大きく風に揺れるところからこの名があります。
「 ゆり 」 は品種が多いが万葉ではヤマユリを指し、外にササユリ、ヒメユリ、オニユリの説があります。ユリの歌は、集中、10首あります。』
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鳥見のついでに少し遠回りをしてササユリを見学しました。
この時期になると近所の篤志家が敷地を開放し、出入り自由の対応をしてくださいます。笹百合がポツポツ咲いて、なにやら甘い匂ひが芳しく感じられます。
野鳥撮影用の長尺レンズしか持ち合わせていませんでしたので、イノシシ除けの網の外から数カットのみ撮影させて戴きました。

最寄りの鳥見ポイントにて ( 2017/06/11 撮影 )


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by gogo3jihh | 2017-06-27 05:18 | What now?


【 けさの鳥 】 文:山岸 哲、写真:田中光常、久保敬親、金子 進、吉野俊幸 より
『 コシアカツバメ、上面は青い光沢のある黒色で、腰の赤錆色が特徴。《 大和本草 》 に 「 胡燕は ---- むねにひばりの如なる斑文あり、尾づつの上かき色に腹黄なり 」 とあるのは本種か。
夏鳥として本州以南に渡来し、農村、市街地、海岸などにすむ。近年は、北海道での繁殖例も少数だがある。全長19cm ほど。』
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いたずらに農道を進み脱輪す珍鳥みたさに心せく哀れ ----- 百画 ( ももえ )
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この日はちょこっと冷や汗ものでした。草付き傾斜面に左前輪を取られ、あらら、どないしたもんじゃろか、焦る心内を抑えつつ4駆に切り替え、そろり・そろりバックして、なんとか脱出成功!
親愛なる諸兄、雨上がりの軟弱路面へ進入する際には、くれぐれもご油断めさるな。


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最寄りの鳥見ポイントにて ( 2017/05/29 撮影 )


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by gogo3jihh | 2017-06-25 06:33 | コシアカツバメ

【 寄鳥見鳥 】 岩本久則 著より
『 日本でひと夏を過ごした渡り鳥たちは、秋、子供を連れ、あるいは親子別々に、本州の決まったコースを経て、九州、沖縄、さらに陽南アジアへと移動して暖かい冬を過ごし、来春、再び日本に帰ってくる。--- 略 --- ことに有名なのは、愛知県渥美半島の伊良湖岬で、ここは江戸時代からサシバの渡りで名の通ったところだから、ピーク時には一日七、八千羽を越すこともあり、日本各地から集まった見送り人たちで駐車場が満杯になり、双眼鏡やフィールドスコープを覗くバード・ウォッチャーで賑わい、みやげ物屋が並ぶ。』


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『 渡る鳥は、サシバだけでなく、ヒヨドリ、ツバメ、ミサゴ、ノスリ、などなど沢山の種類の鳥が渡り、バード・ウォッチャーも様々な服装と自慢の道具を持参するから、この頃の伊良湖岬はさながら野鳥博覧会であり、車の展示会となり、双眼鏡の見本市となる。』

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最寄りの鳥見ポイントにて ( 2017/06/15 撮影 )




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by gogo3jihh | 2017-06-23 08:43 | サシバ

【 けさの鳥 】 文:山岸 哲、写真:田中光常、久保敬親、金子 進、吉野俊幸 より
『 チメドリの仲間で全長約15cm 。ヒマラヤから中国中南部に分布。ペットとして日本に輸入されたものが野生化し、野外で多数繁殖している。これらを 「 篭脱け鳥 」 という。雄と雌が互いに羽づくろいする仲のよさから 「 相思鳥 」 と呼ばれる。昆虫や果実、穀類などを雑食し、繁殖期以外は小群でくらす。』


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【 鳥の雑学辞典 】 山階鳥類研究所 著より
『 ソウシチョウは1980年代から野生化した個体が確認され、現在は九州北部から --- 略 --- 関東南部の比較的標高の高い山地で繁殖しています。繁殖地の代表的な植生は、ブナ林とスズタケの群落です。冬には標高の低い山地に移動しているようですが、冬の生息環境もやはりササ藪です。』


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【 鳥の雑学辞典 】 山階鳥類研究所 著より
『 ソウシチョウはあっという間に日本の山地に侵入をはたし、すごい勢いで繁殖エリアを拡大しています。進出を可能にしたのは、どこにでも見られるササ藪の存在でした。
実は日本では低山からブナ帯までの林のササ藪を繁殖地として利用する鳥種は少なく、ウグイスと、やはり篭脱け鳥のガビチョウくらいしかいないのです。
ガビチョウは体の大きさがウグイスとは異なり、餌も地上でとるので、ウグイスと争うことなくササ藪を利用できます。ソウシチョウもウグイスよりわずかに体が大きく、また、巣はササの先端部につくります。
こうした違いがウグイスとの共存を可能にし、日本の山地に侵入できたのではないかと考えられています。』


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最寄りの鳥見ポイントにて ( 2017/06/19 撮影 )


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by gogo3jihh | 2017-06-22 05:21 | ソウシチョウ(外来種)


【 けさの鳥 】 文:山岸 哲、写真:田中光常、久保敬親、金子 進、吉野俊幸 より
『 「 ヒリリ、ヒリリ 」 という鳴き声から 「 山椒は小粒でピリリと辛い 」 が連想され、この名がついたらしい。ほっそりした胴と長い尾をもち、高い枝に直立姿勢でとまる。
本州以南の平地や低山の落葉広葉樹林に生息する夏鳥で、昆虫を食べる。全長約20cm。
最近、数がめっきり減少している。』


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サンショウクイとは、今季、2度目の出会いでした。
サシバの登場を待っていると 「 ヒリリ、ヒリリ・・・ 」 と、かの独特の鳴き声をあげながら前方の高い梢に飛来しました。このポイントでは、時おり囀りを聞きますから、鳥影の少ないこの時期に、また姿を見せてくれたら嬉しいですね。愉しみです。
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最寄りの鳥見ポイントにて ( 2017/06/19 撮影 )


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by gogo3jihh | 2017-06-21 06:01 | サンショウクイ

紫陽花の初々しい花の鞠


《 紫陽花の浅黄のまゝの月夜かな 》 ----- 鈴木 花蓑( すずき はなみの )




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【 四季のうた 】 長谷川 櫂 より
『 浅葱( 浅黄・あさぎ ) という漢字からは葱の芽立ちの色、黄緑を思い浮かべるが、緑がかった薄い藍色である。薄緑の紫陽花が藍に変わりはじめるころのつかの間、この色合いになる。紫陽花の初々しい花の鞠を梅雨の晴れ間の月が照らしている。』


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『 紫陽花の初々しい花の鞠 ------ 』
わが家もガクアジサイが咲きました。この青系の花色の隣には赤い花色の種も一緒に植えてあるのですが、土壌の酸性の強さの加減でしょう赤い花色が徐々に紫色に変化して、ここ数年は藍色に近くなってしまいました。それも紫陽花の所以たることかしらと、そんな花の色の変わり身を愉しみつつ見守っています。



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自宅にて ( 2017/06/17 撮影 )


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by gogo3jihh | 2017-06-19 05:29 | What now?

『 イソヒヨドリの産卵は地域により差がありますが、本州では5月初旬ころに行われます。
巣は枯草などを寄せ集めて作り、5~6個程度の卵を産みます。
雛は2週間程度で巣立ち、雄雌交代で餌を運びます。』ウェブ検索より
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あっははは、ほんとに面白い場所に止まりました・・・鬼瓦ならぬ、イソヒヨ瓦ですよ。


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何かを咥えた雄のイソヒヨドリが飛来すると、屋根瓦の軒下に潜んでいた幼鳥が、激しく鳴きながら姿を見せました。
親鳥は、大きく開いた幼鳥のクチバシの中に頭を突っ込んで餌を与えると、もっと欲しがって鳴きわめく幼鳥を置いて、どこかへ飛び去りました。また餌探しに行ったのでしょう、幼鳥の食欲は半端ないですから。


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最寄りの鳥見ポイントにて ( 2017/06/16 撮影 )


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by gogo3jihh | 2017-06-17 05:08 | イソヒヨドリ

御礼・千客万来!人生午後3時、紀伊半島の山間から野鳥メインに発信。身近な自然風景で綴られる、野鳥のいきいきした表情が撮れたらイイネ!リンク・フリーです、どうぞ、ご自由になさってください。


by gogo_3jih