カテゴリ:エゾフクロウ (亜種)( 6 )


【北海道野鳥歳時記】藤巻裕蔵・百武 充 編
『札幌市の円山に、カラスに襲われて脚と翼を傷めていたフクロウを保護した一家がある。手篤い看護で間もなく元気をとり戻した雛は、犬五匹とともに、家族の一員としてくらすことになった。
《カムイ》という立派な名もつけられて、家族の手から直接トリモツを貰って食べるようになった。私はときたまカムイに逢いにいくが、ねむり人形のようにゆっくり瞼を閉じるカムイのまたたきは、夢へ誘うようにうっとりさせられる。--- 略 ---
アイヌコタンではクンネレ・カムイ(夜叫ぶ神)とか、インサンケ・カムイ(獲物を出してくれる神)とか呼んでいたそうだ。
この鳥が鳴くとアイヌの人たちは、「神様が呼んでいる」と言って頭を垂れ、クマの居処を知らせるのだと信じて、シマフクロウとともに村の守護神にしていたという話だ。--- 平井さち子 著より』
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釧路湿原付近にて(2018/03/14 撮影)


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by gogo3jihh | 2018-04-27 05:54 | エゾフクロウ (亜種)
フクロウの2番子、成長も遅れ気味の小さな体で頑張っていましたが、巣立ちしたかと思えばまた洞に戻ったり、再び巣立ちしてもあらら地面に落下、必死で木を攀じ登ったりと、何かと心配な子でした。
地面に落ちた翌朝、様子を見に行きますと、かなり高い枝に止まっています。
夜のうちに母親が餌で誘導したのでしょう、きっと。とりあえず一安心、この地を後にしました。そして北海道から戻りますと、地元の方から哀しい知らせが届きました。
結局、2番子は成長することなく落鳥。
洞の傍、桜の木の根元に葬られたそうです。(悲)

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阿寒にて(2016/06/06 撮影)
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by gogo3jihh | 2016-07-09 09:40 | エゾフクロウ (亜種)

エゾフクロウ2番子

なにかと心配な、エゾフクロウ2番子です。
朝方は高い枝にいたのですが、春採公園でシマエナガを観察して戻りますと、手の届きそうな低い枝に止まっていました。
居合わせた方の話では、バサっと地面に落ちて、必死で幹を攀じ登り、ここで落ち着いたところでした。

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阿寒にて(2016/06/05 撮影)
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by gogo3jihh | 2016-07-08 06:06 | エゾフクロウ (亜種)
『フクロウの神がみずから歌った「銀の滴(しずく)降る降るまはりに」を見てみよう。長文なので、ごく一部を掲げる。句読点などは適宜挿入した。

  知里幸恵 作【アイヌ神謡集】
 《「銀の滴降る降るまはりに、金の滴降る降るまはりに。」
   と云う歌を私は歌ひながら流れに沿って下り、
   人間の村の上を通りながら下を眺めると、
   昔の貧乏人が今お金持ちになってゐて、
   昔のお金持ちが今の貧乏人になってゐる様です。
   海辺に人間の子供たちがおもちゃの小弓に、
   おもちゃの小矢をもってあそんで居ります。
  「銀の滴(しずく)降る降るまはりに、金の滴降る降るまはりに。」
   と云ふ歌を歌ひながら子供等の上を通りますと、
   (子供等は)私の下を走りながら云ふことには、
  「美い鳥!神様の鳥!さあ、矢を射てあの鳥、神様の鳥を射当てた者は、
   一ばんさきに取った者はほんたうの勇者、ほんたうの強者だぞ。」
   云ひながら、昔貧乏人で今お金持ちになっている者の子供等は、
   金の小弓に金の小矢を番(つが)へて私を射ますと、
   金の小矢を私は下を通したり上を通したりしました。
   其の中に、子供等の中に、一人の子供がたゞの(木製の)小弓に
   たゞの小矢を持って仲間にはいってゐます。
   私はそれを見ると貧乏人の子らしく、着物でもそれがわかります。
   けれどもその眼色をよく見ると、えらい人の子孫らしく、
   一人変り者になって仲間入りをしてゐます。》

文章はその後、その子を見て、今金持ちの子供があざけり、足蹴にするが、その子は構わず、絶えず私(フクロウ)を狙う。私はその様を見て不憫に思い、「銀の滴り降る降るまはりに」と歌いながら、大空に弧をえがく ———。
フクロウの神が昔と今を見つめながら、アイヌ民族と和人の立場を指摘しているのを知ることができる。』
【北海道、地名の謎と、歴史を訪ねて】合田一道 著より

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阿寒にて(2016/05/30 撮影)
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by gogo3jihh | 2016-07-02 05:40 | エゾフクロウ (亜種)
フクロウは留鳥として九州以北に分布し、平地から山地の巨木のある林に生息します。日本では4亜種に分類され、北海道に分布する亜種エゾフクロウは、他の亜種に比べ全体に白っぽいそうです。

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エゾフクロウ・ポイントにて(2013/06/24 撮影)
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by gogo3jihh | 2014-10-15 05:01 | エゾフクロウ (亜種)

この固体が母鳥

エゾフクロウの母鳥です。子っこたち、まだ洞から出ていませんでしたから、天敵カラスも気にならないし、眩しい陽光のなかで、まどろんでいました。

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エゾフクロウ・ポイントにて(2013/06/07 撮影)
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by gogo3jihh | 2014-10-15 04:53 | エゾフクロウ (亜種)

人生午後3時(gogo-3jih)紀伊半島の山間から野鳥メインに発信。身近な自然風景に綴られる、野鳥のいきいきした表情が撮れたらイイネ!リンク・フリーです、どうぞ、ご自由になさってください。


by gogo_3jih
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