2017年 12月 28日
冬の庭先を彩る可憐な翁、ジョウビタキ
【日本野鳥歳時記】大橋弘一 著より
『ジョウビタキのヒタキとはどういう意味でしょうか。これは「火焚き」であり、
この鳥の「ヒッヒッ」という鳴き声が火打石の音に似ていることから名付けられました。』
『本種以外にもルリビタキ、ノビタキなど、ヒタキという名の付く鳥が何種類かあり、
それらを代表する存在がこのジョウビタキです。
俳句の季語でヒタキといえば、基本的にこのジョウビタキを意味します。』
『ちなみに、冒頭でジョウビタキは「全国的に冬鳥」と書きましたが、
これは「本州以南で」と書いた方が正確です。
北海道では越冬せず、渡りの時期にごく少数が見られるに過ぎません。』
『北海道に住む私にとってジョウビタキは決して日常の鳥ではなく、
その美しい姿には憧憬の念さえ感じます。
冬に本州以南に出かける時にはいつもジョウビタキとの出会いを心待ちにしてしまいます。』
出先の都市公園にて( 2017/12/25 撮影 )
by gogo3jihh
| 2017-12-28 12:06
| ジョウビタキ