2017年 12月 27日
華麗で可憐な青い鳥、ルリビタキ
【日本野鳥歳時記】大橋弘一 著より
『ルリビタキの「瑠璃」とは、七宝のひとつとしてインドや中国で珍重されていた青色の宝石の名で、
しばしば青い色をした生きものの和名に用いられます。
鳥ではルリビタキのほか、オオルリやコルリなどが知られており、この3種は青い鳥の代表格といえます。』
『現代では、青い鳥はしばしば幸福の象徴として扱われますが、
これは20世紀初頭のメーテルリンクの童話「青い鳥」からのことです。
それよりもはるか昔の人々にとっても、青い鳥は宝石にも例えられるような、
幸福感を連想させる生きものだったのかもしれません。』
『青い鳥3種はいずれも観察者たちに人気の高い、美しい鳥たちですが、
中でもルリビタキには華やかな印象を受けます。
青い色が少し明るめで、脇腹の橙色がアクセントになり、
白い腹との色の対比が際立っているからでしょう。』
『さらに、白い眉斑も、オオルリやコルリにはない特徴です。ル
リビタキは最も華麗で可憐な青い鳥だと思います。』
最寄りの鳥見ポイントにて( 2017/12/17 撮影 )
by gogo3jihh
| 2017-12-27 08:36
| ルリビタキ