霧の中に真っ赤なベニマシコが居た

『帯広をすぎると、さよも睡魔おそわれた。さよは、あやうく寝入りかけて目をひらいた。眠ってもよいが、海岸線に出る前に目ざめていたい。できれば霧が見たかった。
--- 中略 ---
海は濃霧にとざされていた。海霧がゆれうごく壁のようであり、沖から押し寄せる灰色の団塊のようでもあって、渚にくだける波の白さが目につくだけである。
健太郎は、さよに声をかけようとして思いとどまった。老女は、ほほえんでいるかのように、おだやかに寝入っていた。終着駅まで二時間足らずの海辺であった。』
【海霧】原田康子 著より

エゾフクロウ・ポインへ行くと、今朝も地元の方(Sさん)が一人だけ。
「北海道にはオンネと呼ぶ場所が多いです。」そう、教えてくださった。
低い雲に覆われ、なおさらに、温根内へ向う道は乳白色の霧で薄暗く、ライトを灯け安全運転を心がけて走行しました。
温根内ビジターセンターの駐車場から木道の階段を下りると、小雨まじりの薄霧の中に真っ赤なベニマシコが居ました。

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温根内にて(2016/05/26 撮影)
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by gogo3jihh | 2016-06-28 06:33 | ベニマシコ

人生午後3時(gogo-3jih)紀伊半島の山間から野鳥メインに発信。身近な自然風景に綴られる、野鳥のいきいきした表情が撮れたらイイネ!リンク・フリーです、どうぞ、ご自由になさってください。


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