2016年 02月 08日
里言(さとことば)にこれを雁の総立といふ
『およそ陸鳥は夜中盲となり、水鳥は夜中眼明(めあきらか)也。ことに雁(がん)は夜中物を見る事はなはだ明也。他国はしらず我国の雁はおほく昼は眠り、夜は飛行く。
眠る時は人に遠き処にて集り眠る、此時は首をあげて四方を見てゐる雁二羽あり、ひとこれを番鳥(ばんどり)といふ。求食(あさる)にもしか也。
---中略---
人のきたるか又はあやしきを見れば、かのばん鳥羽(は)たゝきをなす。余のとりこれをきゝ、いかに求食ともねぶるとも此羽たゝきをきゝあやまらず。幾羽も乱(みだれ)て飛あがり、さて列をなして去る。里言(さとことば)にこれを雁の総立といふ。』【北越雪譜】鈴木牧之著 より
『日本に渡って来る雁(ガン)は、真雁(マガン)、雁金(カリガネ)、灰色雁(ハイイロガン)、菱喰(ヒシクイ)/大菱喰(オオヒシクイ)これらはマガン属です。また、黒雁(コクガン)、四十雀雁(シジュウカラガン)のコクガン属。白雁(ハクガン)のハクガン属。酒面雁(サカツラガン)のサカツラガン属などです。』ウエッブ検索より
ひょっとして、マガンの大群にカリガネが混じっていないかしらと車から観察しましたが、昼間は眠っていることが多く、広大な田園の只中を、たった一人では探しきれませんでした (>_<)
番鳥(ばんどり)っぽい画像を。
雁首(がんくび)を揃え、まさにそんな光景も。
そして、雁の総立(がんのそうたち)の一部を切り取ってみました。
遠征先にて(2016/02/03 撮影)
画像をクリックすると、拡大してご覧になれます。
眠る時は人に遠き処にて集り眠る、此時は首をあげて四方を見てゐる雁二羽あり、ひとこれを番鳥(ばんどり)といふ。求食(あさる)にもしか也。
---中略---
人のきたるか又はあやしきを見れば、かのばん鳥羽(は)たゝきをなす。余のとりこれをきゝ、いかに求食ともねぶるとも此羽たゝきをきゝあやまらず。幾羽も乱(みだれ)て飛あがり、さて列をなして去る。里言(さとことば)にこれを雁の総立といふ。』【北越雪譜】鈴木牧之著 より
『日本に渡って来る雁(ガン)は、真雁(マガン)、雁金(カリガネ)、灰色雁(ハイイロガン)、菱喰(ヒシクイ)/大菱喰(オオヒシクイ)これらはマガン属です。また、黒雁(コクガン)、四十雀雁(シジュウカラガン)のコクガン属。白雁(ハクガン)のハクガン属。酒面雁(サカツラガン)のサカツラガン属などです。』ウエッブ検索より
ひょっとして、マガンの大群にカリガネが混じっていないかしらと車から観察しましたが、昼間は眠っていることが多く、広大な田園の只中を、たった一人では探しきれませんでした (>_<)
番鳥(ばんどり)っぽい画像を。
雁首(がんくび)を揃え、まさにそんな光景も。
そして、雁の総立(がんのそうたち)の一部を切り取ってみました。
遠征先にて(2016/02/03 撮影)
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by gogo3jihh
| 2016-02-08 07:57
| マガン