2014年 10月 25日
津軽、外ヶ浜の 『雁風呂』
秋、雁が北から日本に渡ってくる時、小さな木片を咥えて来ると云われます。疲れるとこれを海に浮かべ羽休みをしました。そして陸地が近づくと、咥えてきた木片を海岸に落とし、春、北帰行の時に、また木片を咥えて飛んで行ったそうです。ところが海岸には必ず幾本かの木片が残されており、それは死んだ雁のものとして、土地の者は木片を拾い集め、供養のため風呂をわかして人々にふるまったそうです。
伊豆沼にて(2013/10/27 撮影)
伊豆沼にて(2013/10/27 撮影)
by gogo3jihh
| 2014-10-25 20:22
| マガン