【けさの鳥】文:山岸 哲、写真:田中光常、久保敬親、金子 進、吉野俊幸より
『セイタカシギの、こんなに長い脚は何のためなのだろう。熱帯などから稀にやって来る迷鳥だったが、1975年に愛知県鍋田干拓地で一つがいが繁殖。その後、東京湾岸や愛知県渥美半島でも繁殖が確認された。遠くまで帰るのが面倒になったのだろうか。雌同士での子育て例も見つかった。父親は誰なのだろう。全長約32cm。』
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最寄りの海岸の繁殖池がフロート式のソーラ発電機で覆われてしまい、セイタカシギはもちろんのこと多くのシギチ、カモたちが姿を見せなくなりました。
残念でなりません。
この日、以前の繁殖地から一本横の河口を訪れてみました。久しぶりにセイタカシギのつがいを観察することができました。以前の池のように十数羽が集まって羽を休めるような環境ではありませんが、それなりに葭原も広がっています。少しだけ救われたような心持ちを感じるとともに、繁殖の期待も抱かせてもらえました。足を延ばして良かったと思っています。
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最寄りの海岸にて( 2018/01/14 撮影 )



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# by gogo3jihh | 2018-01-14 18:23 | セイタカシギ

【北海道野鳥歳時記】藤巻裕蔵・百武 充 編より
『どうもヒヨドリには渡りヒヨドリと地付きヒヨドリがあるらしい。私は数年前に、金沢市の上空を西南方向へ渡る約三千羽のヒヨドリの大群を観察したことがあるが、このとき、私の立っている公園の森の住人であるヒヨドリの数羽は、上空を声立てて渡る潮騒のような大群に対して、まったく何の反応も示すことなく遊びたわむれていた。つまり、ここには、はっきりと渡るヒヨドリと渡りに無関心なヒヨドリの存在が証明されるのである。 ----- 新妻 博 著』
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最寄りの鳥見ポイントにて( 2018/01/04 撮影 )

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では北海道のヒヨドリはどういった行動をするのでしょう。数年前にNHKの放送で、秋に大群をなして津軽海峡を渡るヒヨドリと、その群れに猛然とアタックするハヤブサとのし烈な攻防を記録した自然番組を見たことがありました。北海道のヒヨドリは厳冬期の北海道では生息することが困難で暖かい本州へ渡るものと思っていましたけれど・・・
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新妻氏はこう述べておられる。
『北海道のヒヨドリは、エゾヒヨドリとよばれ、本州のヒヨドリとは別の亜種とされているが、おおむね一定の地域に周年生息し、秋から春には村落、都市の住宅地、公園などを行動し、春から秋にかけては人家からさほど遠くない森林に入って営巣する。ところが最近は一年中どの季節でもヒヨドリの声を聴くことができるし、巣造りは意外に住宅に近い林や庭園であることが観察されている。』
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機会があれば、真冬(いいえ、老年の私にはそれはちと辛すぎますので、せめて三月中旬のころ)の北海道で探鳥を試みて、ヒヨドリの存在などなどを確かめてみたいと願っているのですが、はたして・・・
今季中に実現させられるかどうかわかりません(汗)



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# by gogo3jihh | 2018-01-13 06:59 | ヒヨドリ


【けさの鳥】文:山岸 哲、写真:田中光常、久保敬親、金子 進、吉野俊幸より
『カシラダカは、後頭部の羽が少しのびて冠羽に。江戸前期から《かしら》などの名で知られ、語源は枝にとまったときに冠羽を立てる習性から。
日本へはありふれた冬鳥としてシベリア方面から渡来し、山地や平地の明るい林や耕地、河原などで群れをなして草の実を食べる。全長約15cmのホオジロの仲間。』
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撮り置き画像より(2015/02/01 撮影)
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『日本での鳥類標識調査によるモニタリング結果を含む論文で、過去30年の間に75-87%もの個体数が減少したことが明らかにされ、IUCNレッドリストの2016年版でカシラダカが絶滅危惧II類(VU)に位置づけられた。
カシラダカのような普通種でも、個体数の減少率が大きいと絶滅危惧に指定されるという例。』山階鳥類研究所広報ブログより抜粋
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カシラダカが絶滅危惧種になったって、ほんまでっか!?・・・調べてみると、上記のような記事がありました。
当地では、今朝も、カシラダカが小群れて餌を啄む光景が観察されましたから、にわかには信じられませんでしたが・・・そんなこともあるんだと、ちょこっと気になっています。
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朝の散歩道にて(2018/01/12 撮影)


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# by gogo3jihh | 2018-01-12 13:16 | カシラダカ


【フィールドガイド・日本の野鳥】高野伸二 著、<財>日本野鳥の会 より
『ハジロカイツブリは、全国の海岸、河口、入り江、川などに冬鳥として渡来。
冬羽では顔からくびが淡褐色で、目の後ろに特に淡く見える部分があり、
夏羽では顔からくびが黒くて、顔に金栗色の飾り羽がある。
嘴は細くて少し上に反っており、目は赤い。L=31cm。』
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当然のことながら今の時期はまだ冬羽ですが、ごく稀に渡りの頃になると金栗毛を生やしたハジロカイツブリを見ることもあるそうです。私は観察したことはありませんけれども・・・
そんな出逢いを期待しつつ、今季もいそいそ海辺へ出かけようと思います。

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出先の河口にて( 2018/01/04 撮影 )


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# by gogo3jihh | 2018-01-11 05:26 | ハジロカイツブリ

御礼・千客万来!人生午後3時、紀伊半島の山間から野鳥メインに発信。身近な自然風景で綴られる、野鳥のいきいきした表情が撮れたらイイネ!リンク・フリーです、どうぞ、ご自由になさってください。


by gogo_3jih
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