THE LIFE OF BIRDS --- 野鳥つれづれ記 御礼・千客万来!。人生午後3時。紀伊半島の山間から野鳥メインに発信します。リンク・フリーです、どうぞ、ご自由になさってください。

成鳥どうしで餌を受け渡しする光景

【 四季のうた 】 長谷川 櫂 著より
『 《 子育ての大声同士行々子 》 ----- 加藤 楸邨
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誰が名づけたか、行々子 ( 仰々子 ) とは葦切のこと。うるさいくらいよく鳴くので、このありがたくない名を賜った。
句は、わが家もあの家も子育て最中で葦切の巣のように賑やかというのだろう。育児に追われてつい大声になるのは人も鳥も同じ。』

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オオヨシキリの雄は、雌よりも早く渡来し、繁殖地に着くと縄張り宣言するために、昼夜問わず鳴き続けます。
鳴き声はけっして美声とはいえませんが・・・夏の盛りのころには、ぱったり鳴かなくなります。
研究者によれば、一夫一妻、一夫ニ妻、一夫多妻のいずれの場合もあることが確認されていて、抱卵は雌だけで行い、育雛もほとんど雌だけで世話をします。
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突然、葦原の側の灌木から飛んだ一羽のオオヨシキリが逆さに止まると、茂みの中から、餌の虫を咥えた別の一羽が現われ餌の受け渡しをしました。これが求愛給餌なら、餌を咥えて茂みに潜んでいたのが雄で、灌木から飛んで来たのが雌なのでしょう。
それとも、時期的にはまだ早いと思われますが、ひょっとして、すでに巣立った幼鳥が餌をねだって飛んで来たのかも知れません。それならば、餌を咥えて出てきた個体は、子育て上手の雌ということになりますが、果たして・・・
いずれにせよ、オオヨシキリの成鳥どうしで餌を受け渡しする光景を、はじめて観察しました。

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海辺の鳥見ポイントにて ( 2017/06/05 撮影 )


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by gogo3jihh | 2017-06-07 06:03 | オオヨシキリ