2015年 09月 01日
アカショウビンの鳴き声が、緑の風にのって流れてきました
『五月こそ世に知らずなまめかしきものなかれ』---【枕草子】第221段
『節は五月にしく月はなし』(第39段)とも。
平安時代の才女は、ことのほか五月がお気に入りだったようで、初夏に吹く風は、菖蒲、蓮、藤などの花々の香りがしてなまめかしいと仰っています。
風は匂いのほかに、さまざまな音も運びます。
新緑に彩られた白神の森から「キュロロロローーーキュロロロローーー」そこはかとなく哀愁おびたアカショウビンの鳴き声が、爽やかな緑の風にのって流れてきます。遠くに近くに響くアカショウビンの囀りは、鳥を待つ私たち皆の胸の内に、じんわりと沁み入ってくるような心地がしました。
白神山地にて(2015/06/05 撮影)
『節は五月にしく月はなし』(第39段)とも。
平安時代の才女は、ことのほか五月がお気に入りだったようで、初夏に吹く風は、菖蒲、蓮、藤などの花々の香りがしてなまめかしいと仰っています。
風は匂いのほかに、さまざまな音も運びます。
新緑に彩られた白神の森から「キュロロロローーーキュロロロローーー」そこはかとなく哀愁おびたアカショウビンの鳴き声が、爽やかな緑の風にのって流れてきます。遠くに近くに響くアカショウビンの囀りは、鳥を待つ私たち皆の胸の内に、じんわりと沁み入ってくるような心地がしました。
白神山地にて(2015/06/05 撮影)
by gogo3jihh
| 2015-09-01 08:38
| アカショウビン